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le Comptoir du Relais でランチ

パリに移ってきて、近くに美味しいレストランはないかしらと探していた際に知った'le Comptoir du Relais (ル・コントワール)'。有名シェフのイヴ・カンドゥボルド氏が開いた、サン・ジェルマン・デ・プレ地区きっての評判のレストランでランチをいただきました。せっかくならディナーをと思って予約の電話を9月末に入れたところ、

「来年三月末まで満席です、マダム」

と言われてしまったので。さ、さすがパリで一番予約がとれない、とウワサのお店、星付きレストランより難易度が高い!

というわけで、ブラッスリーとして営業していて予約不可のランチにチャレンジ。午後の授業がない月曜日、開店の12時少し前から友人に並んでもらって確保したテラス席でメニューを吟味します。外は少し肌寒いものの、頭上のストープのおかげで肩から上はポカポカ。

le Comptoir du Relais でランチ_f0149362_617391.jpg前菜として頼んだスープ(なんだか長~い名前がついていたけれど、忘却の淵へ;)も、メインの「さっと炙ったツナのなんとか(写真参照)」(いや、フランス料理の名前って本当に覚えられない!大体素材名を訳すのも四苦八苦で、何の肉・魚かを判読するだけでいっぱいいっぱいです。)も、口に入れた瞬間に言葉を無くすほどの深い味わい。

なにがどうなってこの味が出来上がっているのかさっぱりわからないものの、とにかく様々な味がして、しかもそれらが全て混ざり合ったハーモニーというかなんというか、私の貧弱な表現力ではもう美味しいとしか説明できない(><)

Villefranche の学校で出された料理もかなり美味しかったし、ニースやパリでも何度か外食しているけれど、「フランス料理の美味しさってこういうものなんだー」としみじみ思ったのは始めて。ほいほいと気軽に行けるお店ではないけれど、機会があるごとに通ってしまいそう。
by mariko_fr | 2007-10-15 22:59 | カフェ・レストラン・サロンドテ
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